こんばんは、ゆかです。
ここ一ヶ月ほどかなりバタバタしていました。
今月1日に自宅引っ越し作業。
そして二週間後にはサロンの引越しを控えています。
ライフライン切り替えであちこちに電話して、引越し業者手配、荷物の整理、新しい家具やインテリアを探して購入…
「やらなきゃいけないことが残っている」ってすんごい疲れますね。
「終わっていない」ってすごいストレスだよねえ。
世の中仕事の忙しさでクタクタになってしまう人多いと思うし、かつての私もそうだったんだけど、
「やらなきゃいけないことが多い」より
「やらなきゃいけないことに取り組めていない」状況が
脳みそ的にかなりしんどいらしいです。
だから後回し癖がある人は即行動する人と比べると精神的ダメージすんごいみたい。
心当たりめっちゃありますけどね、私も。
区役所で転入の手続きするのもう三日先延ばしにしてるもん。笑
やらなきゃいけないけど今はまだできない、
ってこともあるし、
手間がかかるって分かってるから面倒で腰が上がらないってこともあるし。
こうやって膨大なタスクを抱えた状況になって、ふと思った。
仕事の効率が良い経営者の方や幹部の方って、決まって2つのことを大切にしてる。
「脳のリソースを空けること」
と
「自分じゃなくてもできることはやらない」
一つ目の「脳のリソースを空ける」っていうのは、
「考えなきゃいけないことを減らす」
ってことなんだけど。
例えば、朝ごはんは何を食べようかとか。
仕事に何時から取り掛かろうかとか。
今日はジムに行くか否かとか。
人は「選択」をするたびに精神力を消耗して疲れてしまうそうで。
だからこそ「どうしよう」と迷うことは全部事前に決めてしまっていたり、
迷うようなことを後回しにせずさっさと片付けてしまう。
イチロー選手は「毎朝カレーを食べる」と決めていて、
スティーブ・ジョブスは「服はタートルネック」と決めていて、
オバマ大統領は「毎朝ウェイトトレーニングと有酸素運動をする」と決めていた。
朝ごはんは何を食べようかな?
服はどれを着ようかな?
運動、今日はしようか、明日にしようか…
こうやって考えレバ考えるほど必要な労力や、考えるのに費やす時間を削減して、自分の生産活動に有効に充てていたんだって。
だからもう決めちゃう。大勢の人が考えて選択してる場面に脳死状態で動けちゃう人は、その分エネルギーを温存できる。
だから意図的に「迷わない」ようにしてるんだって。
あと成功者って本当に朝に強いですよね。早起きの人が多いよね、すごく。
最近7時までに起きようと頑張って毎朝挫折している私です。成功者までの道は遠いなあ。
もう一つ、「自分じゃなくてもいいことはやらない」だけど
これ私元々めちゃちゃ苦手です。
これを見てくれてる人にもいるんじゃないかなあ、
「人に頼み事ができない」
「自分でやった方が早い」
「なんか申し訳なくて」
でもね、経営者や成功者と呼ばれるような人って本当に人に頼るのがうまくて、
自分以外にもできることはバンバン人に振るし、
自分より上手くできる人がいるなら外注しまくる。自分でなんとかしようとしない。
もちろんその分対価としてお金を支払うことにはなるけど、手持ちの資金を減らしてでも、自分の時間を削らない。
時間とお金を天秤にかけたら、私は今までお金の方を守ってた。
少しでも安いなら遠めのスーパーに行ってたし、電車で7分の距離を40分かけて歩いたり、
プロに頼めば一日で終わる作業を1週間かけて自分でなんとかやったり。
あと、好きでもない人と「付き合い」で会ったり。
嫌なことをされたり言われたら、ずっとそれを反芻して傷つき続けたり。
自分の持っている「時間」をとことん軽視してたんですよね。
日本人は「時給感覚」が強いから、このマインドの人は多いらしい。
よくある話だけど、80歳のおばあさんに「10億円をあげるから、私と年齢を交換して」と言われても、しないですよね。
つまり私たちが持っている残された未来の時間は10億円以上の価値があるってこと。
成功者は自分にしかできないことに自分の時間をフルベットしてる。
(ああでも、「掃除はどの社員よりする」って社長はいますね。尊敬する。)
この感覚を知ってから、人に頼ることを私も覚えました。
私にしかできないのは、お客様と直接会話したり施術の計画を練って実行すること、その内容をカルテに記録すること、このブログを自分の言葉で発信すること。
人や時短家電やAIに任せていいのは、毎日の大量の洗濯、私が考えたサービスメニューを綺麗にデザインに起こすこと、契約書など書類の体裁を整えること、経費管理、エトセトラ。
しかも人にお願いするとさ、おかげで浮いた時間でさらに仕事に集中できるし、プロに依頼するとその仕上がりの完成度の高さに感動するし、人にお金を払って「ありがとうございます」って言われるのも嬉しいし、なんかね、良いことばっかり。
時間を買うってこんなに大切で有意義なのかって、会社員時代は気付かなかったなあ。
独立して何にも縛られなくなって、だからいくらでも仕事ができるし、いくらでも休める。
自己管理が全ての生活。だからこそ真剣に「24時間の配分」を考えるようになって、手に入れられた感覚なんだと思います。
自分の時間がこんなに価値のあるものだって思えるようになってよかった。
あなたは今日の一分一秒を有意義に過ごせましたか?
時間って、生まれた瞬間に勝手に付与されてるから、自分のものだ、大切なものだ、って感覚がないよね。
だからこそそこに価値を見出している人は、やっぱり生き方が違う。生き様が違う。
常に目がキラキラしてて、いっつも真剣勝負。
かっこいいよね。私もそんな風になりたい。
なんて。
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